ゲームの背景場面

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GamesBeat NEXTにて、ゲーム業界における女性のキャリアパスを称賛、そして探求

2023/11/01

調査によると、ゲーム業界の労働力において女性が占める割合はわずか24%~30%であるとされています。しかし、プレイヤー開発者に至るまで、ゲームに関わる女性の台頭は年々、経験を問わず増えてきています。

Amazon Gamesのグローバルマーケティングおよびパートナーシップ責任者のサラ・アンダーソン氏は先週、他の活躍する女性リーダーたちと共にキャリアディスカッション「If You Think Your Career is Going to be a Straight Line, Guess Again!(キャリアが順調だと思っているなら、一度考え直そう)」に参加しました。Amazon Gamesがスポンサーを務めるこのパネルディスカッションは、10月24日にサンフランシスコで開催されたGamesBeat NEXTの一部として企画され、「Women in Gaming Breakfast(ゲーム業界の女性たちを迎える朝食会)」の7周年を祝う中心的なイベントでした。

アンダーソン氏は、GoogleのTech CE Gaming業界担当責任者のエリカ・ラーソン氏、Zebra Partners社長のペリン・カプラン氏、Magid Gamesビジネス開発部本部長のモニカ・マドリッド氏、そして司会者のGamesBeatゲームおよびテクノロジーライターのレイチェル・ケーサー氏と共に、熱心な観客を前に登壇しました。

朝食会のディスカッションは、パネリストが経験してきたリスクや困難を含む、それぞれの独自なキャリアパスを共有することから始まりました。1時間にわたりパネリストたちはゲーム業界でキャリアを追求しキャリアを積んでいる女性たちに向けて貴重で刺激的なアドバイスを伝えました。

イベントの主要なテーマの一つに「最高のキャリアパスにはさまざまな紆余曲折があるが、それを受け入れることができれば、その全てが成長に役立つ多くの学びをもたらしてくれる」というものがありました。

パネリストたちの経歴は、この点を見事に示しているものでした。アンダーソン氏はかつて美術大学で美術学士(BFA)を取得し、それを武器にニューヨークでアートディレクターになるという目標を持っていました。カプラン氏は元々シアトルのNBC系列局でニュース関連のキャリアを目指し、ラーソン氏は当初、美術教師になるためにサンフランシスコに移住しました。

またパネリストたちは、キャリアにはさまざまな道のりがあること、そしてネットワークを継続的に構築し続けることの重要性だけでなく、ゲーム業界でキャリアを追求することについて次のようなアドバイスを語りました。

「リスクを恐れないこと。成長するという意識を持つこと。フィードバックを受け入れ、常に学ぶ姿勢を持つこと」。(サラ・アンダーソン氏)

「直感を信じること。やることは1つでなくて構いません。広く浅く、多くの知識を持つこと。自ら手を挙げること」。(モニカ・マドリッド氏)

「現状に決して満足しないこと。「Curious(好奇心を持ち)、Confident(自信をもち)、Connections(人脈を持つ)の“3C”を忘れないこと。本当に自分を支持してくれる人を見つけること。自分の強みを知り、他の人にもそれを知ってもらえるようにすること」。(エリカ・ラーソン氏)

「自分の専門を極めること。知っていることについては語り、知らないことについては耳を傾けること。その場にいる全員が何らかの専門知識を持っているのです」。(ペリン・カプラン氏)

今年の「Women in Gaming breakfast」についての詳細はGamesBeatのこちらの記事をご覧ください