Amazon GamesとEbmracer Groupは、後者の完全所有子会社で、制作グループのFreemodeにも属するMiddle-earth Enterprisesを通じて、J.J.R.トールキン著、 『ロード・オブ・ザ・リング』 を元にした新しいMMO(マッシブリー マルチプレーヤー オンライン)ゲームを開発および公開することを本日発表しました。
近く発売されるこのゲームは、ミドルアースを舞台にした移り変わりの激しい世界で繰り広げるオープンワールド型MMOアドベンチャーであり、世界中で愛読されている 『ホビットの冒険』 および 『ロード・オブ・ザ・リング』 三部作の物語をフィーチャーしています。ゲームは制作初期にあり、人気を博したオープンワールド型MMOゲーム、 New Worldを手がけたAmazon Games オレンジカウンティが開発の指揮を取っています。Amazon GamesはこのゲームをPCおよびゲーム機用に世界的にパブリッシュする予定です。リリースの時期を含む追加情報は今後共有されていきます。
「私たちは、独自のブランド、あるいは永く愛されてきた 『ロード・オブ・ザ・リング』のような作品を通して、プレーヤーに高品質のゲームを提供することにコミットしています」とAmazon Games副社長のChristoph Hartmann は言います。
「 『ロード・オブ・ザ・リング』 の新しい解釈をプレーヤーに提供することは、私たちチームにとって長年の夢であり、Middle-earth Enterprisesがこの象徴的な世界を私たちに委託してくれたことを嬉しく、光栄に思います。私たちは更に、昨年の 「Tome Raider」 に続き、Enbracer Groupとの関係を継続できることを嬉しく思います。彼らが素晴らしいコラボレーターであることが証明されたのです」
「ミドルアースの世界はクリエーターにとって果てしなく肥沃な世界であるということを証明し続け、そしてAmazon Gamesは没入感があり、迫力満点の世界を作り上げ、世界中のプレーヤーのためにゲームを届けたいという情熱を持っています」とFreemodeのCEO、Lee Guinchardは言います。
「私たちはこのブランドのために高品質なエンターテインメント作品を作るという明確な野望を持っています。それは自社リソースを活用するか、私たちの技術を捕捉してくれるような業界最高クラスのパートナーとチームを組むかのいずれにおいてもです。このミドルアースの拡張世界を十分に表現したMMOゲームをリリースし、世界中のプレーヤーを喜ばすためにできる限りの手を尽くしています。」
現在、タイトル未定の 『ロード・オブ・ザ・リング』 ゲームは、Amazon Games内部で開発されたMMOである New World と、Smile RPGによるアクションRPGである 「Lost Ark」 というどちらもSteamとTwitchのチャート首位を達成し、強力なプレーヤーコミュニティを育み続けている両ヒット作に続き、ゲームパブリッシュおよび開発における現在の成長の勢いを継続します。AmazonはさらにNCSOFTとの 「Throne and Liberty」、バンダイナムコオンラインとの 「Blue Protocol」、Crystal Dynamicsとの次回のメジャーな 「Tome Raider」 ゲーム、そしてGlowmadeとDisruptive Games(共にタイトル未発表)とのパブリッシング合意を締結しています。
それとは別に、Amazon GamesはヒットシリーズであるPrime Video向け作品、 『ロード・オブ・ザ・リング:The Ring of Power(力の指輪)』 (トールキンのMiddle-earth 『第二期』を舞台にしているが、Amazon Gamesが開発中の新しいMMOゲームとの関連性はない)を制作します。